目眩(めまい)と耳鳴りと頭痛

小脳テント(C)ネッター解剖学図譜より引用

ボディ&ソウルケアサロン
ビオハーツ院長の大熙です。

今回のご相談者は30代女性。

数年前から始まった耳鳴り
片耳だったのが両耳になり、
最近は目眩も起こるようになったとのこと。
また目眩と共に頭痛も頻繁に起こる様子。


一般的な見解

めまい(眩暈・目眩)と一言で言っても、
原因となっている箇所によって
症状も名称も異なります。

① 回転性(前庭・内耳)
② 浮動性(脳幹・小脳)
③ 動揺性(脳幹・小脳)
④ 眼前暗黒感(循環障害)

回転性のめまい
視界が回る(揺れる)めまいです。

何もしてなくてもめまいが起こる
自発性の回転性めまいと、
頭を動かすなどの動作によって起こる
誘発性の回転性めまいがあります。

回転性めまいは末梢性とも呼ばれ、
前庭や内耳の問題により症状が起こります。
内耳は聴覚を司る蝸牛と
平衡感覚を司る前庭から構成されます。

なので前庭が問題の場合は
耳鳴りや難聴は伴わないことが多く、
内耳全体が問題の場合は基本的に
耳鳴りや難聴を伴います。

この女性のケースでは
耳鳴りを伴っているので
内耳が問題だと推測されました。


オステオパシー的な見解

ご相談が多いのは回転性のめまいで、
多くの場合、前庭か内耳、
つまり側頭骨に制限がみつかります。

この女性の場合は、
硬膜の小脳テントの極度の緊張により、
両方の側頭骨が強烈に内側に引き込まれ、
側頭骨の動きが大幅に失われていました。

オステオパシーでは、
23個の頭蓋骨
ごく僅かですがそれぞれ動いており
その僅かな動きが制限されることで
周辺の組織の代謝が障害されてしまい、
正常な機能が失われていくと考えます。

側頭骨の微細な自動運動が失われることで
側頭骨の中にある内耳における
微細な血流やリンパの流れが乱れます。
これにより蝸牛や前庭が正常に機能せず
耳鳴りや目眩が引き起こされるのです。

側頭骨の制限には様々なタイプがあります。
縫合(頭蓋骨の継ぎ目)が固まって
側頭骨が固着して動かなかったり、
側頭骨を覆う骨膜が緊張していたり、
内側に張り付く硬膜が緊張していたり、
またこの女性のように
硬膜でも特に小脳テントが緊張して
内側に引き込まれることもあります。


ビオルミクス的な見解

あまりに思考偏重になると、
つまり頭を過剰に使いすぎると
頭部の領域のライトボディが
思考や情報のエネルギーで埋め尽くされ
「余裕が全くない」状態になり、
その状態が硬膜などの筋膜へ転写されます。

つまり余裕がない状態が硬膜でも再現され、
小脳テントが収縮し側頭骨を引き込みます。
その結果内耳のリンパの流れが異常を来し、
耳鳴りや目眩が生じます。

この場合、硬膜へのアプローチも必要ですが、
エネルギー体に留まっていて
硬膜の緊張を引き起こす原因となっている
古くて不要なエネルギーも浄化しないと、
硬膜の緊張は簡単に再発してしまいます。


実際に行った処置

頭の周りのエネルギー体に詰まった
膨大な量の不要ななエネルギーを浄化
小脳テントとエネルギー体のバランスをとり
頭蓋骨全体の縫合を丹念に解放し、
更に硬膜全体の制限を解放することで
耳鳴りがしなくなり
目眩もその場でほぼなくなりました。

ただ、硬膜を緊張させていた核となる要因には
ご本人で向き合っていただく必要があります。

エネルギー的な制限が除去されても、
その制限を作り上げたパターンを
自ら手放さない限り、症状は再発します。
ここが非常に重要なポイントです。