朝、激しい頭痛で目が覚める…

脳動脈(C)ネッター解剖学図譜より引用

ボディ&ソウルケアサロン
ビオハーツ院長の大熙です。

今回のご相談者は30代女性。

元々頭痛がひどく、
血管の拍動と共にズキンズキンと痛み、
痛みで吐いてしまうこともしばしば。
更に最近では頭痛で目が覚めるように。

また首と肩の凝りが酷くて
常につらいとのことでした。


一般的な見解

普段痛みがなくて、
睡眠時だけ頭痛が起こるのであれば
睡眠時頭痛かもしれません。

しかし元々頭痛があり
血管の拍動に伴う痛みがあるので
片頭痛だと診断されていたようです。

しかし、嘔吐と寝起きの頭痛は
脳腫瘍でも起こる症状
なので、
念のため受診をお願いしてありました。

案の定ですが、病院で受診しても
医療的には問題はなかったそうです。


オステオパシー的な見解

頭蓋の緊張が尋常ではなく、
頭皮・骨膜・頭蓋骨・硬膜・脳…
全てに余裕がなく組織の動きもない、
まるで「石」のような硬さでした。

以前、特別養護老人ホームに
機能訓練士として勤めていた数年間で
入居者・ショートステイの方を含めて
脳疾患を抱えた利用者様を
数多く触診させていただけたお蔭で、
疾患によって
脳を状態が明らかに異なる
ことが
触診でわかるようになりました。

当然、脳そのものに
直接に触れることはできませんが、
「力」を伝え、その力の跳ね返り方と
解剖の知識を照合することで
内部の状態を知ることができます。

これを応用して、脳だけでなく内臓など、
外から触れられない内部を「触診」し、
制限の部位を特定します。

この女性の頭蓋(脳)からは
脳全体の細い動脈の強い収縮による
血管性の緊張が感じられ、
脳動脈瘤や脳血管性認知症などの
脳の動脈に関わるの疾患を抱えている方の
頭を触診した時と近い感覚でした。

脳の細動脈

病院で検査しても何もでませんが、
正直放置するのは危険なレベルなので、
短期間で集中的に調整を行うことに。


ビオルミクス的な見解

動脈の役割は、
生命維持に不可欠な血液を
全身に循環させることです。

肉体レベルでの生命維持には
血液が不可欠ですが、
魂レベルで不可欠な要素とは、
「喜び」です。
血液の循環は、喜びの循環を表します。

四大元素で言えば「火」のエネルギー。

動脈に問題を抱える方の多くは、
生きることにおける「喜び」が
循環していない
ことが多いようです。

その喜びが循環していないとしたら、
何がどこで循環を止めているのか?

脳の血管ということは、
事態はかなり切迫しています。

脳血管性の問題を抱える方は、
理由や理屈や他人のことばかり優先させ
自分の喜びが後回しになりがちです。
頭で考えすぎることで交感神経が優位になり
動脈が収縮してしまっているのかもしれません。

あるいはまだ、
何が自分にとっての本当の喜びなのかに
気付けていないのかもしれません。

喜びとは、
一時的な快楽や楽しさとは違います。
更に、一度見つけてもまた徐々に
形を変えていくこともあります。

しかし、人生において、
これ以上大事なことはないという程、
本当の喜びを見出すことは
誰にとっても最も優先すべきテーマです。


実際に行った処置

次回から
頭蓋と脳への調整を短期間で3回行う、
脳特化ビオルミクスを実施を決定し、
この回の施術は全身の調整に加えて
脳特化のための前準備を行いました。

胸郭と脊柱と頭部に停滞している
過剰なエネルギーを除去し、
頭蓋骨の骨膜と縫合を解放して
更に脳硬膜・脊髄硬膜から
目立ったノイズを取り除きました。

ご本人の体感としても、施術直後の時点で
首や肩の凝りも大幅に軽くなったとのこと。

軽減されたとはいえ
ここまで蓄積された制限は
簡単には解放されません。

そして、蓄積させていたツケ
個人差はありますが、
何らかの形で払うことになります…

(つづく)